期 日 |
行事・内容 |
9月2日(日) |
八朔祭 松尾大社 075-871-5016
八朔とは、陰暦の8月一日。立秋から210日前後にあたり、台風を控えて、農作物に自然災害が無い様、神に祈る神事が行われる。八朔祭では、五穀豊穣、風雨安穏、家内安全を祈願する祭典が行なわれる。奉納大相撲や子供神輿などがされる
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9月9日(日) |
重陽神事と烏相撲 上賀茂神社 075-781-0011 陰暦9月9日は重陽の節句。中国で陽の数とされる「9」が重なりめでたい日とされ、菊の節句ともいう。昔、賀茂の住人を鳥族と呼んだことから、烏の鳴き声を模したユニークな踊りや氏子の子どもたちによる奉納相撲などが行われる。
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重陽の節会 虚空蔵法輪寺 075-862-0013 中国から伝来した菊は、気品と香から邪気を祓い、長寿延命の効果があるとされている。嵐山にある法輪寺では、本堂に菊の露を飲んで不老不死となったとされる菊慈童の像がまつられ、着せ綿をした菊花をそなえて供養する。着せ綿とは夜の間、菊の花に綿をかぶせ、その露や香りを移し取るもの。これで体を拭うと長寿が保てるといい、長寿の祈願が行われる。菊の花を供え、菊酒を頂く。 |
御田刈祭 大原野神社 075-331-0014 御田刈祭は秋の五穀豊穣を感謝する祭で、祭典ののち、享保2(1717)年に始められたという、相撲神事が行われる。 |
9月14日(金)~ 9月16日(日)
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方生会 三宅八幡宮 075-781-5003
14日夜の宵宮祭では、神輿に神霊が遷される。社伝によると推古天皇15年(607)遣隋使小野妹子が筑紫で病み宇佐八幡に祈願、平癒したので帰朝後に八幡神を勧請したのが始まり。現在は三宅八幡宮の参拝でもっとも希望の多い、小児の夜泣き、癇の虫封じの祈祷が行なわれる。
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9月15日(土) |
方生会 本能寺 075-231-5335 仏教の殺生戒にもとづいて、生きものを池川、山野に放って供養し五穀豊穣を祈願する行事。 この日、生きた川魚を本堂に供え、生き物に感謝し、生き物の霊を弔う法要を営んだあと、川魚を読経とともに三条大橋付近から鴨川へ放流する。
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石清水祭 石清水八幡宮 貞観5(863)年から、国家安泰、生きとし生けるものの霊を慰める祭儀として行なわれてきた祭。石清水祭は南祭と呼ばれ、北祭は葵祭。これに奈良の春日祭を加えて三大勅祭として重んじられ、皇室の崇敬を受けてきた。 |
義経祭 鞍馬寺 075-741-2003 源義経とゆかりが深く、伝説も数多く残る鞍馬寺で、義経の遺徳を偲んで法要が行われる |
9月15日(土)~ 9月16日(日) |
萩まつり 梨木神社 075-211-0885 京都御苑の東側、寺町通りに面して建つ梨木神社は、明治維新の功労者として知られる、三条実万(さねつむ)、実美(さねとみ)父子の業績を讃えて、明治18年に創建された神社で、1000本余の萩が茂る萩の名所として知られている。15日に前日祭、俳句祭が行われ、紅白の萩を青竹筒に生けて神前に献花する。茂山社中による狂言「萩大名」、舞踏の奉納。尺八の演奏やお茶席なども設けられる。 境内に湧き出る「染井の水」は醒ヶ井、県井とともに京都三名水の一つとして有名 |
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神苑無料公開 平安神宮 075-761-0221
神苑は約33000平方メートルの池泉回遊式庭園で、東・中・西・南の4つに分かれている。平安神宮の神苑の整備された日を記念して毎秋、無料公開される。萩、フジバカマなど、秋の七草が美しい。
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9月20日(木)~ 9月26日(水) |
秋の彼岸会 各寺院 今年は20日が彼岸の入、23日が中日、26日が彼岸あけで市内各寺院では法要が営まれ、多くの参拝者が見られます。 |
9月21日(金) |
大般若経会 養源院 075-561-3887 般若経全600巻を御宝前で転読される。当院の大聖歓喜天は、秀吉が厚く信仰したことで知られており、伏見城落城のおりのものといわれる血天井で有名。当日は参拝者に御札の授与があり、御供養が配られる |
上京区民薪能 白峯神宮 075-441-0111 白峰神宮ではこの日秋季例大祭である崇徳天皇祭が行われ、その前後に薪能が催される。今年の演目は狂言「舟船」、能「天鼓」の他、舞囃子、仕舞、琴、舞楽などが行われる |
9月21日(金)~ 9月25日(火) |
お砂踏法要 今熊野観音寺 075-561-5511 西国三十三カ所観音霊場の第15番札所であり、弘法大師を開基とする今熊野観音寺では、四国霊場八十八カ所に詣って持ち帰った砂を、方丈のなかのお砂踏み道場に敷き、それを踏んでお参りする。この時期納められたお札は本四国霊場へ納められる |
9月22日(土) |
お彼岸法要 即成院 075-561-3443 極楽往生、来世に浄土を与えられ、長煩いをしないことで知られている。中風除け 竹皮御仏飯授与される |
9月22日(土)~ 9月23日(日) |
晴明神社例祭 晴明神社 075-441-6460 晴明神社は、平安時代中期の陰陽家で、天文博士の安倍晴明(あべのせいめい)を祀っている。22日は宵宮祭で、子供たちを中心にしたお迎え提灯のお練りと湯立神楽が奉納される。23日の神幸祭には、少年鼓笛隊や鉾、飾り馬、神輿などが行列が町内を巡行する。 |
9月24日(月) |
御香宮神能 御香宮神社 075-611-0559 能・狂言・仕舞が行なわれる |
櫛祭 安井金比羅宮 075-0127 断ち物祈願にご利益があるといわれる安井金比羅宮の櫛祭は、[久志塚]に使い古した櫛を納め、櫛に感謝を示し供養する。古代から現代までの髪型に結い(かつらを使わず地髪で結いあげる)、手に花を持った祇園の舞妓さんらの女人風俗行列が、安井金比羅宮周辺を雅びやかに練り歩き、境内の金比羅会館には時代櫛、かつらなどが展示される。 |
9月29日(土)~ 10月1日(月) |
観月の夕べ 大覚寺 075-871-0071 平安の昔より日本三大名月観賞の地(興福寺・猿沢の池、大津・石山寺)の一つとして知られる、大覚寺大沢の池で、中秋の名月の頃、大沢の池に舟を浮かべ、観月する風雅な催し。舟上には茶席も設けられ、秋の風情も満喫できる。 |