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一の鳥居より二の鳥居を望む
境内は緑あふれた広大な敷地で、一の鳥居から二の鳥居までは、競馬などの五穀豊穣の神事が行われる 5/15の葵祭(賀茂祭)のほか、5/5の競馬会神事、9/9の鳥相撲なども有名である。
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賀茂別雷大神(かもわけいかづちのかみ)は賀茂御祖神社(下鴨神社)の祭神、玉依媛命の子であるとされている 「上賀茂神社」の正式名称は「賀茂別雷神社」あるが、一般には通称名である「上賀茂神社」の方がよく知られている。

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創建は古く欽明天皇のころすでに祭礼が行われていた。五穀豊穣の神の雷神を祭る。神域は広く、国宝の本殿と権殿をはじめ40をこえる社殿が丘陵や川などの地勢の変化に応じて巧みに建てられている。

北区上賀茂本山339
市バス「上賀茂神社前」下車すぐ
 
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細殿及び立砂
神の降り立つ所として神秘的で清浄な雰囲気。これは神が降臨したといわれる「神山」をかたどったものといわれ、憑代(よりしろ)即ち、神が招き寄せられて乗り移るものとされています。
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桜門

この奥に参拝所があります。(さらに参拝所の奥に本殿、権殿があります。)また手前の橋が玉橋でどちらも重要文化財です

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鬼門、裏鬼門にお砂をまき清めるのはこの立砂の信仰が起源である料亭などに見られる盛り塩の起源は、ここからきているみたいです
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本殿の西側を流れる「御手洗(みたらし)川」と東側を流れる「御物忌(みものいみ)川」が「舞殿」の傍で合流し、「奈良の小川」となり境内を北から南に流れている
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「風そよぐ 奈良の小川の
夕暮れはみそぎぞ夏の
しるしなりける」

藤原 家隆 卿
小倉百人一首の古歌で有名な「奈良の小川」で
祈願者の一切の罪が祓い清められるという上賀茂神社の祭祀、夏越の祓の情景を詠んだものとされている。
kamigamo15.JPG 上賀茂の すぐきで有名な なり田
kakitubata04.JPG 社家町
奈良の小川が神社境内を抜けると流れを東向きに変え明神川となる
境内を出てすぐ東南側に、明神川に沿って重厚な土塀の続いている独特の街並みが見られます 室町時代から上賀茂神社の神官の屋敷町といわれている。

ここをもう少し10分ほど歩くと大田神社があります



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上賀茂神社の境外摂社で古くは恩多社と呼ばれていたこの神社は天鈿女命(あめのうずめのみこと)と猿田彦命(さるたひこのみこと)を祀っており、歴史は上賀茂神社にひけをとらないくらいに古いものです。
周辺は平安時代からカキツバタの群生地として有名で、参道東にある大田ノ沢では、沼地が花の紫と葉の緑の二色だけで見事でした。貴重な野生の群落で国の天然記念物に指定されています。
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「神山や大田の沢のかきつばた

ふかきたのみは色にみゆらむ」

という藤原俊成の歌にも
詠まれている
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