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京都山科の小野にある随心院、真言宗善通寺派の大本山で、弘法大師御入定後、121年、弘法大師より8代目の弟子にあたる仁海僧正により正暦2年(991年)開基されたのが起源です。承久応仁の乱で灰燼となったが、再建され、九条二条両宮家より門跡が入山し、両宮家の由緒をもって寄進再建された。 当地に勢力を持っていた小野一族の娘、小野小町は才色兼備で東宮の恩寵を一身に受け、仁明天皇崩御の後はここで余生を送ったと伝えられています。 小町を慕って百日通いした深草少将は、九十九日目に雪と病により最後の一夜を前に命を絶ったという哀れな話があります。
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 小野小町の屋敷後に残る井戸で 小町が朝夕この水で化粧をこらしたと 「都名所図絵」に記されています。
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深草少将百夜通いの道
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境内の本堂裏にあり、深草少将をはじめ当時の貴公子たちから小町に寄せられた千束の手紙を埋めたところと伝えられています。
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小倉百人一首 「花の色は うつりにけりな いたづらにわが身世にふる ながめせしまに」 京都市山科区小野御霊町35 地下鉄東西線小野駅下車東へ5分 拝観料:300円/拝観時間:午前9時~午後4時30分
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